2. 誕生・成長 | 4. 45年の伝道 |
3. 出家求道 | |
20代も後半になり、隣人の老・病・死に直面する出来事が訪れます。これをきっかけに、自分もいつかは老い、病み、死んでゆくことに気づかされ、深い苦悩にうちのめされます。 「自分こそ老いゆくものであるのに、他人の老・病・死を自分のことと感じとることができないのは、自分にはふさわしくないと気づいたとき、青年期においての意気が消え失せてしまった」と自ら語っています。 そしてついに出家し、樹下石上に生活する沙門という遍歴修行者となります。 はじめは坐禅修行をし、次に6年間の苦行によって身は瘠せ、肋骨が見えるほどになりますが問題解決の道は得られませんでした。しかし、この苦行は無意義で、苦楽の「中道」が解決の道であると気づいたとき、ブッダガヤの菩提樹下で「中道としての坐禅」を行じはじめます。 8日目の朝、ついに悟り(人生の目的と、苦悩からの問題解決)を得て彼はブッダ(覚者)となりました。35歳のことです。 |
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